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がんは日本人の死亡率トップを占めています

1.早期発見に力を発揮する検査です

がんは早期発見することで、「適切な治療を受けられる」、「克服できる可能性」も広がってきています。このPET−CTは早期発見に力を発揮。全身を1度に検査するため他の検診では発見されにくい早期のがんを見つけることがあります。がんの転移や治療効果を確かめる検査としても有効です。

がん細胞の成長と発見時期の図

2.正確な診断率

肺がんにおける病変の広がり診断図

*参考文献 Lardinois D et al.N Engl J Med 348:2500:2003

たとえば「肺がんにおける病変の広がり診断」の比較では最も高い正診率となっています。

3.薬剤の注射以外は痛みがありません

ブドウ糖の組成に近い安全と考えられている薬剤を1回注射する以外、ベットに横たわり全身撮影するだけで終了する検査です。これまでのがん検診のように部位ごとに検査をする必要もありません。

PETとPET-CTは違います

PET-CTならPETとCT2つの検査を同時に行うため1度でより正確な結果を出すことができます。

PETでがんの存在の有無を調べることができても、PETはがんを平面的に写し出すことしかできません。そのため正確な場所や形状を知ることが困難でした。多くの場合がんを立体的に写し出すことができるCTを併用し、PET画像とCT画像を画像処理ソフトを用いて合成と位置合わせを行っていました。撮影する時期の違いにより、呼吸運動のある胸部、腸の蠕動の起こる腹部の正確な位置あわせは大変難しいもので、この弱点を解消したのがPET-CTです。同時に2つの検査を行い、正確な重ね合わせの実現により診断精度が飛躍的に向上しました。

検査のしくみ

検査のしくみ

PET検査の得意・不得意

FDG‐PETは、がん検出に非常に優れた検査ではありますが完全ではありません。がんの中でもFDGが集積しないもの、若しくは正常部分でもFDGが集積する部位(生理的集積部分)と重なるものなど「PET陰性がん」が存在します。

PET陰性がんの特徴として1.成長の遅いがん 2.表面に薄く広がったがん 3.がん細胞がまばらに小さく広がったがん 4.サイズが小さいがん 5.FDGの集積しないがん などが挙げられます。

具体的に注意しなければならない「PET陰性がん」として1.肝細胞がん 2.消化器(食道、胃、大腸)の早期がん 3.腎細胞がんなど尿経路がん 4.前立腺がん 5.特殊な肺がん

しかし、これらは、エコー検査、造影CT検査、MRI検査、内視鏡検査などを併用することにより検出率を高めることができます。